初めての出産は不安なことも多いですよね。
特に、いざ出産となったときには、どんなものを用意してどう対処すればいいのか、わからないものです。
そんな人も、あらかじめきちんと出産のための準備をしておくと、とりあえず安心です。
出産は人によって予定日よりも早く訪れることもありますので、どんなに早く用意していても早すぎることはありません。
今回は初めての出産準備をいつから始めるべきなのか、具体的には何を準備すればいいのかについて、まとめてみました。
出産準備はいつから始めるべき?
初産の場合、本陣痛の間隔が10分以下になったら病院へ向かいます。もしくは、破水してしまったら、その時点で病院へ行き、入院となります。
そのため、いざというときになってから荷物を用意して、というのでは遅すぎます。
妊娠すると出産予定日を伝えられますが、必ずしも予定日に入院、出産となるとは限りません。
臨月に入って1週間後には、いつ赤ちゃんが生まれても不思議でない時期といえるでしょう。
ですので、出産のための準備は、8ヶ月くらいから徐々に始めておき、臨月に入るまでには準備し終えておきたいものです。
臨月になると、いつ入院となってもおかしくはない状況ですので、前もって体調のよいときにきちんと用意しておくのが安心です。
入院後もパパや家族に荷物を届けてもらえるように、とりあえず入院に必要な最低限のものはバッグにつめておきましょう。
出産準備リストの例を公開
出産のための準備に必要なものをリストアップしておきましょう。
まず、出産で入院するときに必ず必要になるものは次の4つです。
- 母子手帳
- 健康保険証
- 診察券
- 印鑑
そのほか、入院中に必要なものには次のようなものがありますので、まとめてバッグに詰めておくと安心です。
入院中に必要になるものリスト
- パジャマ:2~3組、前開きのものや便利
- 産褥ショーツ:3枚程度
- 産褥パッド:2パック程度
- 授乳用ブラジャー:3枚く程度
- 薄手のカーディガンやガウン
- スリッパ
- 母乳パッド
- 靴下
- ガーゼ
- タオル
- 洗面用具
このほか、分娩時には、ペットボトルの飲み物や軽食、うちわなどがあると便利です。
また、お産で入院した後、退院するときには赤ちゃんも一緒だということを理解しておきましょう。
退院するときには赤ちゃんのために以下のようなものが必要になります
退院するときに必要なもの
- ベビーウェア
- 紙おむつ
- チャイルドシート(車の場合)
また退院時には、ママのための服も必要ですし、入院費用や分娩費用を清算するためにお金も用意しておかなくてはいけません。
出産手当金はいつから申請できる?いつもらえるの?
健康保険に加入している人(※)が出産により仕事を休んだ場合、その休んだ日数に応じてお給料の3分の2が支払われます。
出産手当金の申請は、産休が開始した日の翌日から2年以内に行うようにしましょう。
出産手当金が支給されるのは、だいたい手続きから1~2か月後です。
このため、出産時の費用を出産手当金に頼ることはできませんので、あらかじめ準備しておくことが必要です。
出産を終えて育児を始めると慌ただしくなりますので、出産による休暇を終えたらできるだけ早く申請するのがよいでしょう。
出産手当金は、勤務先や社会保険事務所で申請用紙をもらい、それに記入した後、指定の部署に届け出ます。ですので、あらかじめ用紙をもらっておき、記入できる箇所から記入しておくとスムーズに手続きできますね。
また、出産手当金は、一度に申請する必要はありません。
出産休暇の途中でそれまでの分を申請し、出産休暇を終えたら再度申請するということも可能です。
※国民健康保険の個人加入者と家族の健康保険扶養に入っている人は除く。
まとめ
出産の準備はいつから始めるべきかについてまとめてみました。
初めての出産は不安が多いものです。
その不安を少しでも軽くするためには、前もってきちんと準備しておくことです。
この記事を参考に、スムーズな出産を迎えられるように、さっそく準備を始めてみてくださいね。