最近はスマホやパソコンを使う時間が長くなったこともあって、姿勢が気になるという女性が増えています。
猫背になると見た目にも疲れた雰囲気や、弱々しい印象を与えてしまいますし、バストアップにもよくありませんよね。
しかし、姿勢を矯正するといっても何からはじめていいか分からない、という人も多いと思います。
そこで、簡単にできる姿勢矯正ストレッチの方法をご紹介します。
正しい姿勢とおすすめな筋トレ方法もあわせてお伝えしますので、ぜひ試してみてくださいね。
姿勢矯正に効果的なストレッチ法
簡単にできる姿勢矯正ストレッチの方法を2つ、ご紹介します。
1つ目は、自宅でもオフィスでもできるストレッチです。
そして2つ目は、寝る前や起床後に試してみてください。
カンタン姿勢矯正!肩甲骨寄せストレッチ
椅子に座った状態で行います。
このとき、頭のてっぺんが天井に引っ張られているように、背筋をのばすことを意識してみましょう。
次に、両手を体の後ろで組み、肘は曲げないようにします。
そして、左右の肩甲骨を寄せて胸を開くようにします。
その姿勢のまま30秒キープします。呼吸は止めず、自然に行ってください。
以上を1セットとして、2回繰り返します。
猫ポーズで背骨伸ばしストレッチ
床に四つん這いになります。
そのまま両手を前方に伸ばし、お尻を後ろに下げ、猫のようなポーズを取ります。
胸を床に近づける感じです。
腕、肩、背中が一直線になるイメージでしっかりと伸ばしてください。
ただし、呼吸が苦しくならない程度でOKです。
そのまま30秒キープして、呼吸は自然に続けます。
ゆっくりと元の体制にもどしてください。
これも以上を1セットとして2回行います。
まずは意識から!?姿勢をよくする方法
姿勢矯正ストレッチを紹介しましたが、姿勢を正すには、やはり普段からの意識づけが大切です。
姿勢をよくする方法を紹介しておきます。
基本の正しい姿勢
正しい姿勢とはどのような姿勢でしょうか。
正しい姿勢で立っている人は、耳、肩、骨盤、そしてくるぶしが一直線にならんでいます。
自分でチェックするには、壁に背中をつけて立ち、頭、肩甲骨、お尻、かかとがすべて壁に接するようにしてください。
その状態で、腰と壁の間に手のひら1枚分の空間ができていればOKです。
正しい座り方
立っているときの正しい姿勢が分かっていただけたでしょうか。
では、次に座っているときにです。
座っているときについ猫背になってしまう、という人は多いですよね。
それを予防するためにもおすすめしたいのが「座骨」を意識した座り方です。
座骨は、お尻の骨の中で一番下にある部分で、左右一対になっています。
椅子に座った状態で、座面とお尻の間に手のひらを入れてお尻の骨を探すと、ごつごつと手に触れると思います。
これが座骨です。
この座骨が常に座面にあたっているように、意識して座るようにします。
この座骨を立てるようなイメージで座ることで、自然と背筋も伸びてくるはずです。
正しい姿勢で歩く方法
次に歩き方の説明をします。
正しい歩き方としてよく言われるのは、後頭部を糸でつられているようなイメージで、かるくあごを引き、首を伸ばして歩くというものです。
正しい歩き方は腹筋と背筋を使うので、常に美しい姿勢であることを意識するだけでも、腹筋と背筋が鍛えられます。
また、正しい姿勢で歩くためには、目線を遠くに置くことも大切です。
視線が下向いてしまうと、猫背になってしまいますので、これを意識してまっすぐ前を向くようにします。
歩くときの足運びでは、足首とつま先に力を入れながら足をあげ、かかとで着地します。
このとき、つま先がまっすぐ前に向いていることが大切です。
腕は自然に振るようにします。
姿勢改善に効果のある筋トレとは
姿勢改善におすすめな筋トレとして、骨格矯正トレーニングを紹介します。
- 床にうつぶせに寝た状態で
両肘を床につけて上半身を持ち上げます。
このとき、ひじの下にマットやタオルを
敷くといいでしょう。 - 両肘を床につけたまま、体を持ち上げ
一直線になるようにします。
腕立伏せを肘をついた状態で行うような
体勢になります。 - 背筋が伸びた状態で20秒キープします。
呼吸は止めず、自然に行います。 - ゆっくりと元の状態に戻します。
- これを1セットとして2回繰り返します。
途中で姿勢がくずれそうになったら、
そこで元に戻してかまいません。
まとめ
姿勢矯正におすすめな方法をご紹介しました。
くせになってしまた猫背を治すには、少し時間がかかるかもしれません。
しかし、姿勢を正すだけで、第一印象が良くなったり、健康的になるといった効果があります。
なにごとも継続が大切です。
毎日の隙間時間を利用して、ストレッチや筋トレにチャレンジしてみてくださいね。