妊婦になり多くの女性が悩まされる症状の一つ、それは貧血です。
新しく授かった命は大切で、産まれてくるのが楽しみで嬉しい気持ちでいっぱい!でもそんな中、辛い症状もあることは確かです。
そんな頑張る妊婦さんを応援するため、吐き気を止める方法や貧血に効果がある食べ物をご紹介します。
貧血の症状がおさまらない…吐き気を止める方法
妊娠して貧血が現れるのには複数の原因があります。
1つ目は、鉄分不足。
2つ目は、生理による出血やケガをよる出血。
3つ目は、お腹の赤ちゃんに栄養を優先していること。
最初のうちは原因を特定することが難しいため、医師に診てもらい原因を解明することから始めましょう。我慢しないことが大切です。
貧血になると血行が悪くなり、胃に負担がかかります。これにより吐き気をもよおします。また、妊婦さんの場合には、吐き気の原因につわりがあります。ちょっとした臭いやご飯を食べただけでもつわりが起きてしまう妊婦さんも多いのです。
一方で妊婦さんにとって栄養摂取は必要不可欠ですので、食事があまりにも喉をとおらない場合には病院に行って診察を受けましょう。
ここで吐き気が辛い妊婦さんに対処法をご紹介します。
吐き気を感じる時には、食事が難しい場合は飲み物から栄養を摂取したり、それも難しい場合には、病院から処方される薬や点滴します。
また、食べれる時に食事をとることが大切です。
妊娠中によく吐き気をもよおす場合には、食べれるならいつでも構いません。一口ずつを何回かに分けてでもしっかりと栄養をとるように心がけましょう。
妊娠中に感じる貧血や吐き気はとても辛いですが、赤ちゃんのために頑張りましょう。
貧血には○○が効く!?効果のある食べ物は?
貧血に効くとされる鉄分には大きく分けて2種類あります。
ヘム鉄と非ヘム鉄です。
ヘム鉄
非ヘム鉄よりも吸収率が高く、肉や魚に多く含まれます。レバーはなど鉄分を多く摂取できるため、焼き鳥1本程度でも十分ですが、妊婦さんによっては食べにくく感じる場合もあるかもしれません。
含まれる鉄分の割合は以下のとおりです。
鶏レバー30g:2.7g
豚レバー30g:3.9g
牛もも肉70g:1.9g
あさり30g:1.1g
しじみ20g:1.1g
非ヘム鉄
ヘム鉄と比較して吸収率が低い一方、女性にとって摂取しやすいのが特徴です。
野菜や海藻類などが非ヘム鉄にあたります。非ヘム鉄は吸収率が低いので多めに食べても大丈夫です。
以下の食材が非ヘム鉄となります。
ほうれん草70g:1.4g
納豆:1.3g
高野豆腐 20g:1.4g
小松菜70g:2.0g
1日の鉄分摂取量の目安は以下を参考にしてみてください。非ヘム鉄とヘム鉄の2種類をうまく組み合わせて摂取することがより効果的と言われています。
妊娠初期
18歳~29歳:8.5mg
30歳~39歳:9.0mg
妊娠中期
18歳~29歳:21.0mg
30歳~39歳:21.5mg
まとめ
貧血対策についてまとめましたが、ぜひ妊娠中の貧血に参考にしてみてくださいね。
出産までには体調面で辛いことも多いですが、妊娠する前以上に体調管理に気を配って元気な赤ちゃんを出産してくださいね。