主婦って毎日料理するのが大変!!
そんな新米主婦の心強い味方の野菜、人参。
炒め物でも蒸し料理でも、茹でてもOKなので様々な料理に活用できます。
栄養価は高いし、余程のことがない限り値段が急に高騰することもない、まさに主婦の救世主ともいえるそんな人参ですが、ただ一つだけ問題が。
・・・そう、他の野菜に比べて傷みやすいのです!
どうして人参はすぐに傷んでしまうのでしょうか?
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人参は冷蔵庫で保管するとしなしなになる?
「野菜は涼しいところで保存すれば傷みにくい」
そう考えて冷蔵庫で保存していたのに、1週間後にはもうしなしなになってる・・・
そんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか?
結論から言えば、人参は冷蔵庫に入れた方がしなしなにはなりやすいのです。
というのも、人参は時間が経つにつれ乾燥して水分が失われるので、冷蔵庫に入れていればその速度は言わずもがな、早くなります。
しかし大切なのは、実はしなしなでも何の問題もないということです。
たしかに皮がむきづらかったり、多少食感が悪くなる場合もありますが、別に傷んでいたり、腐っているわけではないので、安心して調理して美味しくいただきましょう!
ちなみに、乾燥した人参はブヨブヨやフニャフニャになる場合もありますが、いずれもシナシナの状態と変わらず、食感や見た目に問題があるだけで、味や栄養自体には何の影響もありません。
普通に調理しても大丈夫です。
人参がシナシナになっても大丈夫!復活させる方法
シナシナになってしまったに人参は、水を入れた容器に1~2日浸しておくと買ったばかりのように復活します。
シナシナになっただけであれば、普通に調理して食べても何の問題もありません。
でも、どうしても食感が気になる、という場合には一工夫加えてみるのもいいかもしれません。
そのときには、いくつか注意点もあります。
人参を切ったときに中心が溶けてしまっている状態では、それは残念ながら腐っています・・・
難しいことに、外側からではほとんど判別できないため、もし「怪しいな」と思ったら、まずは切ってみて中の状態を確認してから調理するようにしましょう。
また、外見からでも、以下のような状態である場合は、残念ながら腐っています。
- 茶色、または黒ずんでいる
- ぬめりがある
- 酸っぱい臭いや異臭がする
- カビが生えている
- 変色している
このような場合には、腐っている部分だけ切り落として、他の部分を調理に使うこともできなくはないですが、個人的には、1度それでおなかを壊しているのでおすすめしません。
その状態でも食べたい、という場合は自己責任でお願いします。笑
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人参の保存方法はこれで完璧!長持ちさせるコツ
万能な野菜で結構な頻度で使うがために、少しでも安いときに買いだめしておきたいけ方も多いですよね。
でも、すぐに腐ってしまうからたくさんは買えない・・・
ここでは、人参の保存方法を確認して、そんな悩みとはおさらばしてしまいましょう!
人参の正しい保存方法
① 袋からは出して保存しよう
バラで売ってるものも多いですが、それと同じだけ、数本まとめて袋に入っている場合もスーパーではよく目にします。
人参は湿度にとっても弱いため、袋の内側に水滴がついていればそれだけであっという間に腐ってしまいます。
また、袋から出すだけではなく、1本1本キッチンペーパーかラップでくるんで、ヘタを上にして保存するようにしましょう。
そうすることで、必要以上に水分が抜けてしまうのを防ぐことができるでしょう。
② 葉やヘタは切っておこう
葉やヘタが付いたまま保存すると、それらの部分に水分や栄養が持っていかれてしまうので、根元のところから切って、葉の部分は天ぷら等にしてしまいましょう。
また、切り口からも水分はどんどん失われるので、切ったらラップ等をかぶせるようにするといいでしょう。
③ 保管場所の温度は下がりすぎていないか注意
人参は大根などと同じ根菜に分別されます。
根菜は夏場以外は常温保存で十分ですが、人参は湿度に敏感な野菜です。
冷蔵庫が冷えすぎると湿度が下がるので、人参の水分をどんどん奪ってしまいます。
夏場は野菜室に、それ以外の時期は直射日光の当たらない暗所で常温保存が望ましいでしょう。
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まとめ
いかがでしたか?
- 人参はシナシナでも品質には問題ない!
- 気になるようなら水に1~2日浸しておこう!
- 一工夫加えるだけで腐りにくくなる!
- 夏場は野菜室、冬なんかは常温で大丈夫!
「たかだか人参にそんなに手を掛けなくたって・・・」と思うかもしれませんが、ほんのひと手間あるかないかで、調理のしやすさやおいしく食べれる期間の長さは劇的に変わります。
せっかくの万能食材ですから、上手に付き合っていきたいものですね。