今年の有休あと何日残っていたっけ……
働くお母さんにとって、貴重な有給休暇を学校行事や懇談会にあてることはよくあること。
これらに加えて、子どもの急病、台風や大雪といった気象状況による緊急の休校…となれば、もはや年次有休は消化どころか足りないのが現実。
ここではそんな「緊急」で、でも案外「よくある」避けられない学校休校の対処法について考えたいと思います。
大雪が降っても、台風が来ても、始業の数時間前から通勤しようとする日本人。
小学生、高校生の子どもがいる私も、雨風くらいで学校が休校?と軽んじてるところがありました。
でも、そこはやはり自然相手。
ファミリー世帯の大型マンションの中庭では感じにくい風が、通学路の表通りへ出たとたん強風!という経験もありました。
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小学校が休校になる基準は? 判断は誰がする?
そもそも「警報」ってどれくらいの危険を表しているんでしょうか?
気象庁の定義をもとに大まかに分けると3つ。基本としてこの3つの危険度の段階を波浪、高波、地面などさらに細分化して表していきます。
- 注意報…災害が起こるおそれがある場合にその旨を注意して行う予報
- 警報…重大な災害が起こるおそれのある旨を警告して行う予報
- 特別警報…予想される現象が異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、その旨を示して行う警報。
国土交通省 気象庁ホームページより引用
ただし、これら気象庁からの発表に対して教育機関がとるべき対応については、法的措置や強制力はありません。
そのかわり行政単位で教育委員会がその指標について定め、子どもたちの安全を第一に考え、ある程度のレベルで「休校にする」という判断をしているようですね。
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「子どもがいるんだもの、急な休みだって仕方ないじゃない!だって子どもなんだもの!」
実際、子をもつ母親の私も昔はまさしくそう思っていました。
正直「仕方ないじゃない」と開き直っていた感も否めません。
でも、できないこと、置かれている立場を嘆き悲しんだところで状況は変わりませんよね。
まして、その状況を周りのせいにしてしまっては本末転倒。
私は突然の休校や子どもの急病、介護にまつわる緊急の休みについては潔く休む、ことにしています。
それを許容してくれる職場、という幸せもありますが、もちろん普段から自身の健康には人一倍気を配り、そういった緊急時以外のお休みはしないよう努力しているのも事実です。
突然の休みによってかかる迷惑はできる限り最小限ですむように、普段から机周りの整頓やPCのデスクトップ、サーバ内のデータ管理も気を配ります。
「小さい子どもがいれば緊急の休みは当然」という態度ではなく、できる限り迷惑をおかけしないよう努力をしています、という配慮や心構えは、口に出すまでもない会社や同僚への最低限のマナーとも言えるでしょう。
子どもを育てる、という人生の選択をした以上、それにまつわる状況について想像力を働かせ、それに対応し得る状況を作って備えておくという責任もあると思うのです。
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働きながらの子育てが難しくなってきたと感じたときの選択肢
支援が得られそうもない地域で嘆くのではなく、より子育てに手厚い地域を探して引っ越すということも、ある意味大げさではない選択だと思います。
実を言うと私も、遥か昔に派遣社員で働いていた当時、まだ下の子が保育園でやれ発熱だ、台風だと急な早退や欠勤が重なってしまいました。
そんなとき、男性上司から直接、
「子どもがいるのはわかるけど、休み多すぎ。許されないよ。会社ってそういうところだから」
と、かなり直球の嫌みを言われた経験があります。
自分自身のミスではなく、まして子どもの、いかんともし難い状況に言われた嫌みをきっかけに、相当悩みはしましたが、結局会社を辞める選択をしました。
「会社を辞める=働くことを辞める」ということではない
今では、自宅にいながらでも働くという選択をしている女性が本当に多いです。
かつては自宅で働くというと、細かい手作業をして何時間も働く内職のアルバイトのイメージが強かったと思いますが、インターネットの普及により在宅ワークの幅はグッと広がりました。
とくにインターネット、パソコンを使った在宅ワークは、子育て中のママにはピッタリのお仕事です。
誰かに雇われるわけでもなく、在宅での仕事なら自分でペースをコントロールできますし、一般的なイメージの内職よりもきちんとした収入を得ることができるうえ、家族第一で仕事を進められます。
そのような仕事をマニュアル化したものもあり、最初は家にいながら人に教えてもらって仕事をスタートできるので、子育てと仕事の両立にどうしても困っている、という方は、以下でご紹介するページも参考にしてみてくださいね。
どのように在宅でお仕事をすすめるかについてご紹介しています。
頑張って仕事を続けるあなたに立ち止まって考えてほしいこと
「子育ては一生続かないのよ」
親になってから、母親に言われた言葉の一つです。
そう、子どもは間違いなく育って、巣立っていくんですよね。
自分のライフスタイルの「子育て期」に地域やご近所さんを巻き込んでサポートしてもらったぶん、やがてその時期が過ぎたあかつきには、今度は次の世代をサポートする「地域」や「ご近所さん」側になっていたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
天候の変化は誰にもコントロールできないものです。
学校に通う子どもをもつ親にとっては、突然の学校の休校や行事の変更などは本当に悩ましいですよね。
もし明日の朝休校が決まったら、あなたならどうしますか?
休む? 休まない?