飛行機は電車やバスと同じように公共の乗り物です。子どもからお年寄りまで、仕事や旅行などのあらゆる目的で多くの方が利用します。
飛行機を利用するときは、自分だけでなく他の乗客も快適に過ごすことができるようにマナーを守らなければいけません。
たとえば、後ろの座席人のスペースを全く考えずにシートを倒したり、自分の都合でせまい通路を塞いでしまっていると、周りの人は不快に思ってしまいます。
飛行機に乗るときは公共の乗り物であること、そして当たり前のマナーを守ることを心がけましょう。
とはいえ、幼い子どもの場合は1~2時間のフライトでも苦痛に感じたり、飽きてしまって泣いたりと騒いでしまうことがあります。
たとえ保護者がマナーを守っていたとしても、幼い子どもにマナーを理解させるのは難しいことですよね。
でも、周りの人への迷惑を考えると静かに大人しくさせたいと思うはずです。
そこで今回、たくさんのママ達が機内で実践している、子どもを大人しくさせるコツをいくつかご紹介します。
渋滞中にトイレに行きたいと子どもがぐずったらどうする!?
飛行機内で子どもを大人しくさせる方法
① フライト時間を子供のお昼寝の時間に合わせる
子供がお昼寝する時間のフライトなら、飛び立ったときは起きていても、自然と眠くなります。
飛行機の中でで寝てくれていれば、ママも移動の間ゆっくり過ごすことができます。
反対に、機内も暗くなり眠る人が多い夜のフライトは、子どもが騒いでしまっては他の乗客の睡眠を妨げてしまうことになるので、なるべく避けるようにしましょう。
タイミングよく機内で寝てもらうために、搭乗前にウトウトしてしまったときは、なんとかおもちゃに関心を持たせて、子どもが寝るのを防いでいるお母さんもいるようですよ。
② 子供が好きなおもちゃ・絵本を持っていく
静かな機内で絵本が読みにくいという場合は、シール遊びができる絵本やぬりえが付いている絵本なら声を出さなくても子どもと一緒に楽しむことができます。
③ おやつタイムを作る
子どもがとくに集中して大人しくいてくれるのは、おやつを食べている間です。
しかし、お腹が空いていなければまったく意味がなくなってしまうので、食事は最低でもフライトの3時間前には済ませておきましょう。
④ 搭乗する前はとにかく遊ばせる
機内では子どもに対して制限しなければならないことが多いので、子どもに「ダメ」と言ってしまうことが増えてしまいます。
ママだけでなく、子どももストレスが溜まって機嫌が悪くなってしまうかもしれません。
ですので、搭乗前に思いっきり遊ばせてあげることでストレスを暖和だけでなく、遊び疲れて眠くなることも期待できますよ。
また、子どもたちのためにキッズスペースを用意している空港もあるので、搭乗までの待ち時間も楽しんで過ごすことができます。
⑤ 景色を見せたり歩かせる
機内での座席が窓側なら、景色を見せてあげることで外に夢中になる子どももいるようです。
しかし、窓側の席は隣に乗客がいると、通るときにぶつかってしまったり、避けてもらうことを考えると、何度も立ったり座ったりしづらくなります。
オムツ替えが必要な赤ちゃんがいる場合は、すぐにトイレに行けるように通路側に座りましょう。
また、子供がおもちゃなどに飽きてしまったときには、ママと一緒に機内を歩かせてあげてもいいと思います。
飛行機でトイレが我慢できないときの対処法!あなたならどうする?
>>次のページでは、泣いている子どもを泣き止ませる方法を紹介しています。