生理前になると、
どうしてもイライラしてしまいがち…
感情も不安定でついつい周りに当たってしまう。
そんな経験や悩みは多いと思います。
そこで、今回は生理前のイライラを
少しでも軽減したり、治す方法をお伝えします。
生理前症候群(PMS)の症状とは?治療や予防はできるの?
PMS生理前症候群とは、
生理が始まる5日から2週間前に
女性の体に様々な体調の変化が起きる症状です。
やがて生理が始まり
時間の経過と共に症状は無くなります。
主にイライラ、無気力、仕事効率低下、憂うつ、
興奮する、不安が高まる、下痢、腹痛、 吐き気、
眠気、便秘、乳房のはりや痛み…
この他にもまだ症状があり、かなり広範囲に
色々な不調をきたします。
生理前にこのような変化がよく現れた場合は、
PMSが疑われますので、
まずは病院で診察を受けましょう。
また、PMSになる原因は解明されていませんが、
黄体ホルモンの影響・脳内物質の低下・
ビタミンやミネラルの低下が
関係しているのではないかと推測されています。
また、体質や性格、日頃の食生活などが
PMSを悪化させている場合があります。
強いストレスや高い緊張状態が続いていたり、
仕事での疲れをためて、疲労の蓄積させてしまい、
人に強く当たってしまったりと
生活トラブルへも発展させてしまいます。
また、生活環境の変化でも起こり得ます。
育児や結婚、転職など、ちょっとした変化があると、
状態の悪化が懸念されます。
性格の面では細かなことを気にしたり考えこんだり、
何かあっても我慢するなどもPMSに影響を与えます。
食生活では、規則正しいバランスが取れた
食事をしていないとより重くなるとされています。
お酒やタバコなどは特に控えた方がいいです。
PMSの治療は、
主に避妊用で使われるピルを服用します。
ピルには、女性ホルモンのエストロゲンと
プロゲステロンが含まれているので、
ホルモンバランスを整えて症状の緩和が
期待できます。
用法や用量をしっかり守り、
決められた時間に数ヶ月飲み続けることで
薬の効果が期待できるようになります。
PMSの予防には、精神的な苦痛や負担、
バランスの悪い食事などから悪化するので、
ストレスを極力なくし、食事バランスも考えた
生活習慣の改善と精神ケアが必要となります。
毎日充実した生活を送ることで、
症状の軽減や予防にもつながります。
生理前のイライラ、市販薬でも大丈夫?
基本的には市販薬でも有効とされていますが、
PMSの症状により適正な薬は異なってきます。
そのため、場合によっては
1つの薬で全ての症状には対応しないので、
医師の診断を受けるのが1番です。
薬局で買う場合は薬剤師に
必ず相談してから買うようにしましょう。
まとめ
症状の影響で、
生活を円滑に送れないということもあるので、
まずは我慢しないで、
医師に相談してみましょう。
しっかり対処を行えば症状を緩和できますし、
生理のたびに悩むこともなくなります。
PMSで悩んでいる女性は
あなただけではありません。
一人で悩まず、
つらい場合は専門家の力を借りてみましょう。