女性にとってピアスはオシャレには欠かせないアイテムですよね。
ちゃんと病院で開けてもらったのに膿んできた…とお悩みの方、それ、実は膿ではないかもしれません。
今回は、ピアスの穴に関するトラブルについて解説していきます。
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ピアスは膿んだら外すべき?
膿ってどういうもの?
ピアスの穴付近からなにか液体のようなものが出ていて不安になる方は意外と多いと思います。
でも、「病院にいってみたら膿ではなかった」ということが結構多いようなのです。
- 粘り気がある
- きつい匂いがする
- 白色または黄色がかった色をしている
- 腫れ、痛みがある
以上のような特徴をもつ液体が出ている場合は、膿である可能性が高いです。
これらの特徴に当てはまらない場合は、リンパ液やクラスティかもしれません。
傷が治る過程で出るもので、透明で黄色がかった色をしています。匂いがなく、サラサラしているのが特徴です。
クラスティ
傷を治そうと分泌されたリンパ液、白血球、血小板の残骸のことです。
こちらは粘り気をもっていたり、ピアスホールにこびりつくことがあり、匂いが生じることもあります。
これら2つは放っておくと細菌感染に繋がり、膿が生じる原因になるため、毎日洗い落として清潔にしておきましょう。
膿が出たときの対処法
自然に出てきている膿は、優しくガーゼやティッシュでふき取りましょう。
また、簡単に取り出せそうな膿は取り出した方がいいです。
ですが、力を入れて無理やり出すと傷口をより痛めてしまうため、気をつけましょう。消毒液を使うのもNGです。
ピアスはつけたままでいいの?と迷う方もいると思いますが、耳の穴を清潔に保つため、ピアスは外しましょう。
金属アレルギーで腫れなどの症状がある場合もあるので、腫れが落ち着くまではピアスを外しておくことをおすすめします。
耳の腫れに効くホットソークとは
上でご紹介したほかにも、腫れの回復に効くホットソークという治し方があります。
手順や注意を守らないと、逆に悪化させてしまうので以下の内容をしっかり守りましょう。
ホットソークを行うときに準備するもの
- お湯(36℃~40℃)
- ケアしたい部分が浸かるくらいの容器(コップや深みのある皿)
- スプーン
- タオル
- 天然塩
ホットソークの手順
① お湯を作る
人肌程度のお湯を用意し、容器に移します。
ここに塩を加えます。
塩の量は水100ccあたり0.9gです。
多くなりすぎないように注意しましょう。
② 患部を浸す
患部を10分~15分程度、①でつくったお湯に浸します。
膿んだ部分をしっかり浸けることがポイントです。
③ 洗い流す
最後に患部をきれいに洗い流し、清潔なタオルで拭いたら終了です。
以上の流れを1日に1~2回、一週間続けましょう。
ここでの注意点は、ホットソークを行うときはピアスはつけたまま行うことです。
なお、このホットソークで治せるのは軽い症状なので、ひどく腫れている場合は病院に行きましょう。
ピアスの穴は膿で塞がることがある?
ピアス穴は、開けて3ヶ月ほどは安定しないため、塞がりやすい状態です。穴の塞がる早さには個人差があります。
化膿している場合は、膿が固まってしまうことがあるため、ピアスが穴に通りにくい場合には、無理に通さないようにしましょう。
穴が塞がってしまうのは嫌だからと、ずっとピアスをつけ他状態では不衛生ですので、毎日のケアはしっかり行いましょう。
さいごに、膿を出さないために気をつけるべきポイントを以下にご紹介します。
◆ 不衛生な手でピアスを触らない
◆ プール、海、川などでピアスホールを浸さないようにする
◆ 毎日のケアを怠らない
◆ 過去に使用したピアスを消毒せずに使い続けない
◆ ファンデーションを塗らないように気をつける
◆ 他人からもらったピアスを使用しない
まとめ
いかがでしたか?
ピアスの穴のケアはうっかり見落としがちですが、耳元のオシャレを楽しむためにも、毎日のケアをしっかり行うようにしましょう。
とくにピアスの穴を開けた直後は肝心です。
膿が治まらない場合や腫れが引かない場合には、悩まずに病院で診察を受けましょう。